【庭に張ったテントで寝てみた】危険性・防犯上の不安を解消する方法【庭キャンプ体験談】
こんにちは、ハイパーポジティブシングルマザーの吉岡てんぱです。貧乏すぎてキャンプ用品が買いそろえられず、しかしアウトドアが好きすぎる…そんな我が家は、庭でキャンプごっこばかりしています。
「え!?庭で寝るの!?」
と思いましたか?そう、寝ているんです。
私が住む地域の治安がよい(新興住宅地かつ同世代家族、子育て世帯が多い、さらに自衛隊、警察官、救急隊員などがたくさん住んでいる地域)というのもあると思いますが、ある時テントで寝落ちしてしまったところ、とても気分よく安全に朝を迎えることができ、それ以来朝まで庭で過ごすことが増えました。
そこで本日は、
- 庭でキャンプをしテントで寝るとき注意すべき点
- 安全安心に寝るコツ
- 庭キャンプを楽しくするプチプラグッズ
を体験談を踏まえながらご紹介していきます。
【庭キャンプ体験談】庭にテントを張って寝てみた
以前から「テントで寝てみたい!」と言っていた息子たち。去年はリビングにテントを立てて寝るなどしてみましたが、やっぱり屋内と屋外では全然雰囲気が違います。
そしてある時、庭にテントを張ってバーベキューをした後、テントの中で動画を見ていたら全員寝落ち。気づけば小鳥のさえずり、朝焼けの空…ということで、庭での就寝初日は完全無防備な状態でしたが、無事安全に朝を迎えられたのでした。
その勢いで、朝ごはんも外で満喫。この開放感がクセになり、我が家はそれ以降庭にテントを張って寝ることが増えた次第。
そう、庭でのキャンプは意外とうまくいったのでした。
庭にテントを張って寝てみて感じた【危険ポイント】と対策方法
今や庭キャンプのプロという称号をつけられるくらい庭で寝ている私ですが、2回目以降は変に気を張ってしまい、些細な音などで目を覚ますなど眠りが浅いことが多かったです。というのも、あらゆる危険を妄想してしまうから。
私が気にしていた危険ポイントは…
- 人間の侵入
- 動物の侵入・いたずら
- 天気の急変・気温差
- 近所の人の反応
幸い、ご近所づきあいは上手にやっているつもりなので、ご近所さんからは「庭でキャンプいいね!真似してもいい?」と言われたくらい。特に批判はありませんでした。
で、やはり一番不安なのは”人間の侵入”。庭キャンプをはじめた頃、通り魔事件がちょいちょい発生していた時代なので、庭で、布一枚(※テントのこと)の内側で寝るなんて「殺してもいいですよ」と言っているようなものなのでは?と”寝付くまでは”変な緊張感がありました。
なので、思いつく限りの安全対策を講じることにしたのです。
庭にテントを張って【安全に】寝るための対策
まずは最も重要視したい、人や動物による侵入から身を守るために採用した、安全対策から紹介します。
センサーライトで安全対策
我が家の玄関には人や動物が近づくと光るセンサーライトがあるので、庭に滞在している間ずっとONにしておきました。
センサーライトは普段の防犯にも役立つので、庭キャンプのためだけでなく、普段の防犯対策として買ってみてもよいと思います。また、ソーラータイプなら配線不要なのですぐに取り付けられ、おすすめです。
(門扉がないので)すのこで庭の入り口を封鎖
我が家の庭の入り口には門扉がないので、門扉代わりにすのこを立てました。ホームセンターに売っている一番大きなサイズを購入し、庭木にひもで固定。人間は上から突破できるかもしれませんが、動物の侵入はほぼ100%防げるので、安心感がすごかったです。
防犯ブザーと武器(!?)で万が一に備える
庭でキャンプをするときは、テントに防犯ブザーをぶら下げています。これは、私が家の中に入っている間に何かあったとき、すぐ子供が私に知らせることができるため。そして万が一人間の侵入があったとき撃退にも効果があると思って、寝るときは必ずランタンのそばに防犯ブザーを置いています。
あとは武器!武器と言っても物騒なものではありません。ペグハンマーをテントの入り口付近に常備しています。
就寝時はランタンを消して存在を消す
住宅街で遅くまでランタンがついていると、どうしても目立ってしまいます。なので、就寝時はランタンを消して真っ暗にして「人がいない」風を装っています。
我が家のまわりはアウトドア好きな家庭が多く、庭に常時タープを張ったりテントを出している家庭もあるので、テントが庭に出ていること自体は違和感ゼロ。仮に変質者が通りかかっても、人がいるとは思わないでしょう。
また、テントの入り口は道路から見えない方向に向けるのもおすすめ。靴などが見えると、中に人がいることがバレてしまうので寝るときはテント周辺を片付けておきましょう。
一方で家の中の、道路側から見える部屋の電気をつけて、家の中に人がいる感じを出しています。
テントの入り口は南京錠で施錠
テントの入り口は、100円均一で購入した南京錠をつけています。
テントは耐水性のあるものを選ぼう
我が家は、元々ディスカウントストアで販売している安価なポップアップテントを使っていました。しかし、耐水性が低く、雨が降ると縫い目から水がしみてテント内に置いていた荷物が濡れてしまい即廃棄。
今は耐水性のあるワンタッチテントに買い替えました。
急な大雨にも対応できるテントの耐水性の目安は、【耐水圧1,500mm~2,000mm】と言われています。
これからテントを購入されるなら、必ず耐水性をチェックしてみてくださいね。
近所の人の目・反応対策
庭キャンプを行う際は、近所迷惑対策は必須です。以前【庭バーベキューにおすすめ】煙・匂いが少ない炭ランキング!!初心者でも安心♪着火難易度も解説 でも書きましたが、庭で焚き火をしたご家庭はその一件で(悪い意味で)かなり知名度を上げてしまいました。
なので、21時を過ぎたら照明の量を減らして静かに過ごし、23時ごろには消灯するぐらいのプランがちょうどよい気がします。
お酒が入ったり、子供がはしゃいだりして収拾がつかない場合は諦めて屋内に撤収するのも一つの手。ご近所づきあいは先が長いので、「無理」はしないように心がけましょう。
【余談】ベテランキャンパーからもらった”ありがたい言葉”
庭キャンプでの危険性云々悩んでいた時、キャンプ歴15年以上の友人に相談したら「そんな防犯防犯言ってたらキャンプ場でも眠れなくなるやろ、気にしすぎやで」と笑い飛ばされました。
ちなみに、有料の人気キャンプ場でもトラブルが起きることはよくあるそう。
友人は、
- お酒が入ったグループ同士の大ゲンカ
- ギアの盗難被害
- 野生動物との遭遇
など、いろいろな経験をしてきたとのことです。「家だってさ、ガラス割られて入られたら終わりじゃん。テントで寝てて襲撃する凶悪犯がてんぱの家に来たなら、家の中で寝てても窓割られて襲撃されてるでしょ?もうそういう運命だったってことだよ!」
そう考えると、庭に張ったテントで寝ようが、キャンプ場でテントで寝ようが、家の中で寝ようが、「犯罪に巻き込まれるときは巻き込まれるし、巻き込まれない時は巻き込まれない」と妙に納得。庭にテントを張って寝てみたい!と思うなら、悩んでタイミングを逃すよりまずはやってみるべきだと思いました。
【コスパ重視】庭キャンプを盛り上げるおすすめグッズ3選
我が家は本格的なアウトドア経験値はゼロ、そして貧乏!なので、キャンプ用品はほとんど持たず、テント・バーベキューグリルのみで庭キャンプを満喫していました。
しかし、おしゃれキャンパーを見ているといろいろ欲しくなるもの。
近年のアウトドアブームによって、安価で雰囲気が上がるキャンプグッズも増えてきたので、その中から”おしゃれ庭キャン”に使えるアイテムを3つご紹介します。
1.一気におしゃれ度が上がる!ボールLEDイルミネーション¥2,000前後
LEDボールイルミネーションは、有名キャンプ場でも採用されているおしゃれアイテム。ご近所さんが庭に飾っていて、値段を聞くと思っていた以上に安かったので即採用しました。
耐水性もあるので、常時庭で使用できる点も便利。ぼんやりとあたたかみのある光の下で、ゆっくりお酒やお茶を楽しんでみませんか。
2.安いテントでも映える!デコフラッグ¥600前後
テントの周囲や入り口にデコフラッグを飾ると、プチプラテントでも一気に”映える”おしゃれテントに早変わり。インスタグラムを見て、折り紙で作っていたのですが夜露でボロボロになってしまったので、耐水性があり劣化しにくいポリエステル製のものがおすすめです。
3.『ゆるキャン△』で話題の雰囲気◎アイテム!ガスランタン¥8,000前後
少し大人な庭キャンプを満喫するならぜひ用意したいのがColemanのガスランタン。
アニメ『ゆるキャン△』で話題になり、今大人気のアイテムです。ただ、ガラスが使われているので小さいお子様がいる場合は注意が必要。子供が寝静まったあと、夜の静寂を楽しむのにぴったりです。
\ランタンを購入するのは第4話/
【まとめ】庭でもキャンプは十分楽しめるし寝れもする!ただし防犯対策はしっかりと!!!
庭キャンプをはじめた初期はバーベキューばかりしていましたが、今はキャンプ飯にトライしたり鍋パーティーをしたり、楽しみ方の幅が広がってきました。
そしてたまに深夜早朝に散歩をしたり、買い出しに出かけたり…とにかく家にいながら非日常を楽しめる満足感から抜け出せずにいます。
キャンプ場では「安物のキャンプ用品ばかりだとなんだか恥ずかしい」「不慣れな姿で浮くのはイヤ」「パリピが近くにいるとしんどい」等々、メンタル面での不安もありますが、庭なら貸切!自分たちだけで好きなだけ自己流アウトドアが楽しめます。
とはいえ、地域によっては庭キャンプに不向きな場合もあるでしょう。まずは庭でデイキャンプを楽しんで状況をチェック。ご近所さんに相談したり、夜中の人通りなどを調査したり、万全の対策をしてから「就寝可能か否か」を判断してください。
庭キャンプをおすすめしていますが、当方は「あなたの庭キャンプが安全です」と断言することはできません。あくまで自己責任で楽しんでください!!!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。